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ジャージー (HMS Jersey, F72) は、イギリス海軍の駆逐艦。J級。 ==艦歴== 1937年9月28日起工。1938年9月26日進水。1939年4月28日就役し第7駆逐群に配属。同年8月、XKO演習に参加。第二次世界大戦開始時はイングランド中部、リンカンシャー州イミンガムを基地としていた。 1939年9月4日、ドイツ商船Johannes Moikenbukerを発見。Johannes Moikenbukerは自沈し、ジャージーは乗員42人を収容した。9月23日、北海で哨戒任務にあたるも僚艦ジャヴェリンの艦尾に衝突。艦首を損傷し10月9日まで修理を受けた。 12月6日、ジャージーは駆逐艦ジュノーと共にイミンガムを出港し、哨戒任務に就いた。12月7日未明、ノーフォーク州クロマー沖で機雷敷設を終え帰投中のドイツ駆逐艦ハンス・ロディとエーリッヒ・ギーゼに発見され、エーリッヒ・ギーゼの発射した魚雷1本がジャージーの左舷に命中した。ジャージーは沈没は免れたが9名が戦死、翌年9月末まで修理を受けることとなった。 その後地中海艦隊に転属。1941年5月1日、ジャージーと軽巡洋艦グロスター、駆逐艦ケリー、カシミール、キプリング、ケルヴィン、ジャッカルは、北アフリカへ向かう敵船団の攻撃にマルタから出撃した。だが敵船団は捕捉できず、翌日艦隊はマルタに帰投するが、ジャージーは入港寸前に港の入り口で触雷し沈没した。35名が戦死。ジャージーの残骸が港の入り口をふさいでしまったため、入港できなかったグロスター、キプリング、カシミールの3隻はジブラルタルへ向かった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジャージー (駆逐艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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